ただの傲りに過ぎぬ
2007年 08月 10日
昨日の仕事帰り。
ダイエーによろうと北口に出たら
駅の階段の下にネズミがいました。
胴体の体長が10センチくらい、尻尾も入れれば20センチ以上ありそうなちょと大きめのネズミさん。
はじめ
死んでるかとおもいました。
ぐにゃっとなってぐったりしてたから。
ダイエー寄って戻ってきたら、場所が変わってて、蹴られてしまったのかと可哀想で近づいたらまだ生きてました。
明らかに左の脚と背中の形が変でした。
それでも息をしてます。
しばらくしゃがみこんでみていたら、逃げようと動きました。
瞬きもします。
もう耐えられなかったので、使ってないダイエーの袋でつかんで、そのまま袋を裏返して捕獲。
たしかにどんな菌持ってるかわかんないし。
ただ置いといたら
また蹴られるし、
まだ生きてるのに
虫が寄って来るって考えたら、とにかく捕獲するしか思い付かなかった。
よーちゃんが仕事で、実験用のネズミの世話をしているので電話。
素人目にだって、もうだめなのはわかってたけど。
だって明らかに
骨がぐにゃぐにゃだったので。
で
よーちゃんも、やっぱり朝まで様子見るしかないって感じで
アパートに帰宅。
まだ生きてる。
入りそうな箱を探して、いらないタオルをしいて、のせてあげたんだけど
そのほんの数分後に、ちょっと動いたと思ったら、それまで力が入って脚がすーっと降りて動かなくなってしまいました。
結局
なにもできませんでした。
どうせ、野ネズミだから、飼いネズミぢゃないから、病院だって扱ってくれないだろうし
バイ菌だっていっぱいもってるだろうし
私も嫌いなG以上に敵視してる人だっているし
そもそももう絶対助からないのはわかったけど、
しゃがんでながめてないでさっさと捕獲してあげたら、もっとはやく寝かせてあげられたし、最期でもお水だって飲めたかもしれない。
あー
涙がとまらなかったです。
ははは
私、昨日の夜ずっと、部屋にバイ菌だらけのネズミといましたょ。
箱の中に、保冷材と氷をふくろに入れたものをいれて、とりあえず腐敗防止して。
放ってはおけなかったよ。
あちこちすでに骨が折れてるのに
さらに蹴られたり踏まれたり、まだ生きてるのに虫が湧くなんて考えただけで泣きそうだった。
ネズミはあるいみ
病気持ってるからGよりやっかいかもしれないけど
うさぎやらハムスターやら飼ってた私にしたらたいして変わらないんです。
汚いと思うなら思えばいい。
通りがかりのおばさんにも言われたさ。
だめだね。
動物の死だけは慣れないや。
そんなネズミさんは
箱に入れたまま、新しい氷を入れて、近所の神社の境内に置いてきました。
「この中には死んだネズミがいます」とか、いろいろ書いたメモも蓋に貼って。
お賽銭投げて。
ゴミ袋にザッて入れられちゃうかもしれないけど、ほかにどうしたらいいか、なにも浮かばなかったです。
管理者さんが心ある人でいることを祈ります。
なるべく毎日、毎朝通る場所だし、手を合わせていこうと思う。
by KAIRI_2
| 2007-08-10 11:30
| 野宮サナ